新装版ハゲタカ(講談社文庫)-真山 仁

NHKでドラマ化したり、映画化したりと一時大人気だったハゲタカを今更ながらですが読みました。とても良かったです。下記は読んでみての感想など。

 

でっかい仕事と小さな仕事

とにかく話の規模が大きいです。どの大企業を買収するだの、日本を買うだの救うだの、今の自分の仕事と比較をすると、そんな人たちがいることが信じられないです。

10年くらい前まではなんか自分も大きな仕事をやりたいと思っていました。できるとも思っていました。でも、現実はそんなの本当に遠い世界の状況になっています。

それどころか、小さな仕事ですら満足にできずに今に至っているわけです。そこで本に感化されて大きな仕事を望むというのもおかしな話で、まずは目の前の現実を変えることに注力すべきかなとは思います。

 

美学と強い心

ハゲタカに限った話ではないですが、小説や漫画の登場人物は何かしら強い美学を持っている人が出てきますよね。上と同じように現実にそんな人はいるのかなと半信半疑にもなりますが、おそらく小説の中のような現場では近しい感覚で仕事をしている人はいるのでしょう。

自分を見ると、そんなような強い気持ちというのは見られません。家族第一、健康第一みたいなのは最近思っていますが。

 

何かをしようとする強い意志を持つ

1つ心を新たにしたいなと思うのは、こうしてやるという意志を持って生きようということです。鷲津は復讐のために、日本を変えるために上下巻を通して行動したわけですが、そこまで大きなものでなくともこうなりたい、こうありたいという思いを胸のど真ん中に、頭の中心に常に置いて生きていたいというのを強く感じています。ミッション・ステートメントみたいな、そんな感じでしょうか。

それがあれば、基本的にはブレずに毎日に向かえるはずです。逆にそこが弱いと、日々の生活で心身ともにブレてしまうと思うのです。自分の場合はなんだろうと思うと…、昔から思っていたようなこともあるんですが、真面目な話、健康第一ですね。それを一番大切にしたいと思います。

次に楽しく生きるということ、それから正直に生きるということ。どれも簡単そうですが、今までの自分を振り返るとそうでもないなと思います。このテーマは今一度考えて、これからしっかりと意識していきたいなと思います。